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経営に必要な「言葉の力」

経営に必要な「言葉の力」
経営に必要な「言葉の力」 : 第2回 ハウステンボスを変えた澤田社長の言葉
投稿者 : admin 投稿日時: 2011-06-24 10:26:57 (794 ヒット)

前回は、なぜ経営において、とりわけ企業の成長において「言葉」が重要になっている
のかを、二つの側面から見て行きました。そこでのキーワードは、「グローバル化」と
「ブランド強化」でした。
そして、「グローバル化」において「言葉」が重要な理由として、グローバルな組織は、
「ロー・コンテクスト社会(文脈の共有度が低い社会)」であるためと述べました。
これは、国内だけで事業展開している企業であっても、社内生え抜きでない人材が
経営者になった場合、同じことが起こります。
つまり、その新しい経営者と、旧来からの従業員の間では、「コンテクスト(文脈)」が
共有されていないわけですから、まず「言葉」によって共通理解をつくっていく必要が
あります。

さらに、外から新しい経営者が来たということは、会社の成長のためには、
会社を「変えなければならない」、ということが前提としてあります。
従業員の士気を高め、会社を成長に向けてチェンジしていくために、
「言葉」で引っ張っていくリーダーシップが重要となります。

その格好の例が、ハウステンボスの再生に乗り出した、エイチ・アイ・エスグループ
会長の澤田秀雄氏です。
経営破綻した長崎県佐世保市のハウステンボスがエイチ・アイ・エスグループの下で
再生を目指すことになり、2010年4月から、澤田氏が社長となって佐世保にやってきます。

2011年5月号の「日経トップリーダー」誌は、以下のように伝えています。
「『皆さんにお願いしたいことが、3つあります』澤田秀雄のハウステンボス再生は、
この言葉から始まった。(中略)澤田の最初のメッセージは、思いのほかシンプルな
3つの指示だった。それは、1、掃除をしよう、2、明るく元気に仕事をしよう、
3、経費を2割下げ、お客さんを2割増やそう、である。『いきなり難しい経営のことを
話しても、社員には理解してもらえません。とにかく、シンプルで、伝わるメッセージに
しなければと考えたのです』」  

澤田社長の、このシンプルで力強いメッセージは、創業以来、赤字続きだった
ハウステンボス従業員の心を動かし、会社のカルチャーを変え、「2010年9月期の
決算は、4〜9月の6カ月の変則決算とはいえ、経常利益は4億円と、92年の開業以来、
初めての黒字を達成」(同誌)することとなりました。

経営者の「言葉」は、人の心を動かし、会社を変え、成長へと導いていくことに
発揮されるべきものなのです。ハウステンボスの澤田社長の3つのシンプルな
メッセージと、その後の達成が、何よりそのことを雄弁に物語っています。


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